先日、初めて人工衛星を使った無線交信に成功しました。機材の準備から装置の設定などに費やした期間は約1年。ようやく交信が出来るようになりました。地球上の宇宙空間を周回している人工衛星に電波を飛ばし、人工衛星に搭載されているレピーターが受信電波を再度地上に向けて発射するという仕組み。これだけ聞くとそんなに難しくないように聞こえますが、高速で移動している人工衛星を追尾し、ドップラー効果による周波数の変化にも対応しながらの交信は通常の無線交信より難易度が上がります。交信中にアンテナの向きを変え、周波数も同時に修正するというのはなかなか難しいです。試行錯誤を繰り返しながら、これらの調整を自動で行うシステムを組み上げました。

実際の交信は混信も多く、慣れないと上手く交信できません。しかも交信できるのは日本の上空を通過する約10分間だけ。その為コールサインと受信信号の状態を表すRSTリポートを短時間の間に交換する非常にスリリングな交信となります。
JK6***(相手局のコールサイン)
JK1***(自局のコールサイン)、
59(RSTリポート)
たったこの3つのことをやり取りするために一年以上かかりました。。。しかし、交信が成立したときは感動し、『初めてのサテライトです。感動しました!』と思わず衛星経由の電波にのせてしゃべってしまいました😅お相手してくれた局長さんからは交信成立した証明のQSLカードも送っていただきました。

今回はかなりマニアックな世界の話でしたね😅非常時・災害時にインフラに頼ることなく連絡を取ることが出来るアマチュア無線。さすが趣味の王様、奥が深いです。
gamo
